人工授精における男性の役割

人工授精って、響きが非常に堅いというか、機械的な感じがしますよね。

しかし、ネーミングから受ける印象とは異なり、方法そのものは非常に単純なのです。

人工授精は、女性の排卵日前後を狙って、男性の精液を直接子宮の中に注入する方法です。イメージ的には、精液をスポイトで吸い上げて、子宮目掛けて注入する感じです。ですから、ネーミングとは異なり、かなりアナログ的な方法なのです。

人工授精は卵子と精子を受精させることが目的になりますので、例えば、性交障害(勃起障害など)や、子宮内の粘膜と精子の相性が悪い場合、精子の数が少ない場合などに行われます。

ところで、人工授精の場合、男性はどんな方法で行うかと言うと、単純に精液を採取して提出するだけです。

クリニックによって扱いは異なりますが、1時間以内に採取した精液を女性が持ち込むように指示されることが多いようです。たいていは、朝イチで男性が精液を採取して、女性がそれを持ってクリニックに行くという流れです。なお、精子が少ない男性の場合や、クリニックの方針によっては、クリニックに男性が来院して、その場で採取することを求められる場合もあります。精液はそのまま注入するのではなく、選別や洗浄等が行われ、良質な精子のみが注入されることが多いようです。

ポイントは、排卵日にしっかりと男性の予定も確保しておくことです。卵子が受精できる能力を持つ時間は短いため、排卵日を逃すとまた1ヶ月後に挑戦ということになってしまいます。

また、精子を採取する時には、禁欲状態が望まれます。禁欲日数も医師によって指定される日数がマチマチですが、3日から7日間ぐらいです。ですから、あらかじめ予想された人工授精日に備えて、3日の禁欲であれば、コントロールする必要がでてきます。同様に、その日に出張や体調不良にならないようにも注意が必要です。

整理しますと、人工授精当日に、禁欲期間を厳守した状態で、精液を採取できるようにすることが、人工授精における男性の役割(方法)ということになります。

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